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費用・税制・収益分配金について

投資信託を購入・換金する際や運用期間中には費用や税金がかかります。
どのような費用や税金がかかるか理解しておきましょう。

投資信託にかかる費用

お客さまにご負担いただく手数料や費用には、購入時手数料など直接ご負担いただくものと、信託報酬など間接的にご負担いただくものがございます。料率などは各ファンドごとに異なりますので、詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)、目論見書補完書面をご確認ください。

  • 購入時

    購入時手数料

    購入金額に対して最大3.3%(税込)

  • 運用期間中

    運用管理費用(信託報酬)

    純資産総額に対して最大2.09%(税込)

    その他の費用

    監査報酬、有価証券売買時の委託手数料、資産を外国で保管する場合の費用など

  • 換金時

    信託財産留保額

    約定日の基準価額×最大0.50%
    (ファンドによっては、かかりません)

  • お申込み金額は「購入金額(基準価額×申込口数)÷10,000+購入時手数料(税込)」となります。
  • 運用期間に発生するその他の費用の実績をお客さまに間接的にご負担いただきます。なお、これらの費用は運用に伴い生じる費用のため、あらかじめ定められた料率を表示することができません。

投資信託の税金・税率

「譲渡益」 「普通分配金」には、それぞれ税金がかかります。

  • 投資信託の税金・税率
  • 所得税に対し復興特別所得税として2.1%が付加され、2037年12月31日まで20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、地方税5%)となっています。
  • 税金のかかるイメージ
  • 所得税に対し復興特別所得税として2.1%が付加され、2037年12月31日まで20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、地方税5%)となっています。

投資信託の税制の特長

POINT1 国内公募株式投資信託や上場株式などの譲渡益・分配金(配当金)と、譲渡損が通算可能

国内公募株式投資信託や上場株式の譲渡損益、株式投資信託の普通分配金や上場株式などの配当は損益通算が可能となります。

POINT2 譲渡損の繰越控除が可能

損益通算後の譲渡損失は、確定申告を行うことで、翌年以後3年間の繰越控除が可能です。ただし、毎年、損失を繰り越すための確定申告が必要です。

分配金とは?

投資信託の分配金とは、株式や債券などに投資し、運用して得た収益などを投資家の保有口数に応じて分配するものです。

  • 分配金とは?

分配金の支払われるイメージ

投資信託の収益分配金は、預金の利息と異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。

  • 分配金の支払われるイメージ
  • 分配金の有無や金額は確定したものではありません。
  • 分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当など収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場合があります。したがって、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。

分配金と基準価額の関係イメージ

  • 分配金と基準価額の関係イメージ

分配金は、収益分配方針に基づき、以下の分配対象額から支払われます。

期中収益に該当する部分 ① 配当等収益(経費控除後)
② 有価証券売買益・評価益(経費控除後)
期中収益に該当しない部分 ③ 分配準備積立金
④ 収益調整金

上図のそれぞれのケースにおいて、前期決算日から当期決算日まで保有した場合の損益を見ると、次のとおりとなります。

ケースAの損益 分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差0円=100円
ケースBの損益 分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲50円=50円
ケースCの損益 分配金受取額100円+当期決算日と前期決算日との基準価額の差▲200円=▲100円

A、B、Cのケースにおいては、分配金受取額はすべて同額ですが、基準価額の増減により、投資信託の損益状況はそれぞれ異なった結果となっています。このように、投資信託の収益については、分配金だけに注目するのではなく、「分配金の受取額」と「投資信託の基準価額の増減額」の合計でご判断ください。

普通分配金と元本払戻金(特別分配金)

受益者のファンドの個別元本(購入価額)によっては、分配金の一部ないしすべてが、実質的には元本の一部払い戻しに相当する場合があります。投資信託は多数の投資家の資金を集めて運用される金融商品ですが、投資信託の場合、購入価額は個々の投資家の購入時期によって異なる場合があります。(投資信託ではこの購入価額のことを「個別元本」といいます。)一方、投資信託の分配金は保有口数に応じて一律に支払われるため、個々の投資家にとって利益に相当するか否かは、分配前基準価額と個別元本を元に判断されます。

普通分配金

個別元本(ファンドの購入価額)を上回る部分からの分配金です。

元本払戻金(特別分配金)

個別元本(ファンドの購入価額)を下回る部分からの分配金です。

  • 普通分配金と元本払戻金(特別分配金)

基準価額・個別元本の推移と課税対象イメージ

  • 基準価額・個別元本の推移と課税対象イメージ
  • 掲載の各図はイメージであり、実際の分配金額や基準価額を示唆するものではありませんのでご留意ください。

投資信託に関するお問い合わせ

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    ダイレクト営業センター

    0120-105-001

    受付時間 9:00~17:00(月~金曜日)

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    ご利用いただけない地域のお客さまは次の電話番号へおかけください。
    059-236-1060(通話料有料)

投資信託を購入する

投資信託のお取引にあたって
ご留意いただきたい事項

投資信託全般について

  • 投資信託は預金商品ではありません。
  • 銀行で取り扱う投資信託は預金保険制度、投資者保護基金の対象ではありません。
  • 投資信託は元本保証および利回り保証のいずれもありません。
  • 当行は投資信託の販売会社であり、投資信託の設定・運用は、運用会社が行います。
  • 投資信託の運用による損益は、投資信託を購入されたお客さまに帰属します。
  • 投資信託に組み入れた株式・債券等の価額の下落やそれらの株式・債券等の発行者の信用状況の悪化、また外貨建て資産に投資している場合は為替相場の変動、さらにそれらの発行者の信用状況の悪化の影響等により、基準価額が下落し損失を被ることがあります。
  • 投資信託には、換金に制限のある商品もありますので、事前にご確認ください。
  • 投資信託の購入は、最新の「投資信託説明書(交付目論見書)」および「目論見書補完書面」の交付を受け、重要事項等の説明を受けられたうえで、ご自身の判断でお願いします。
  • 投資信託のお取引に関しては、書面による契約の解除(クーリング・オフ)の適用はありません。

投資信託のリスクについて

  • 投資信託に組み入れられている株式、債券等の有価証券により、リスクは異なります。主なリスクとして以下のものがあります。
    株式の価格変動リスク、債券の価格変動リスク、不動産投信の価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、流動性リスク(換金・権利行使・契約解除の制限)、カントリーリスク

    ※各商品のリスクの詳細については、最新の「投資信託説明書(交付目論見書)」および「目論見書補完書面」をご覧ください。

投資信託でご負担いただく主な費用(手数料等)について

  • 投資信託のお取引に関しては、以下の費用(手数料等)が商品によっては必要になります。
    <直接ご負担いただく費用>
    • ご購入時のお申込手数料・・・購入金額に対して最高3.3%(税込)
    • 信託財産留保額・・・基準価額に対して最高0.3%
    <間接的にご負担いただく費用>
    信託財産から差し引かれるため、別途お支払いいただく必要はございません。
    • 保有期間中の信託報酬・・・投資信託保有残高に対して最高2.09%(税込)
    • その他費用・・・
      実際の取引等に応じて事後的に決まる費用であるため、その金額については事前に表示することができません。

    *各商品の手数料等の詳細については、最新の「投資信託説明書(交付目論見書)」および「目論見書補完書面」をご覧ください。

分配金に関するご留意事項はこちらをご確認ください。

分配金に関するご留意事項

2023年8月17日 現在

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