後継者不足という課題に、全員が満足する解決策を

銀行員のための銀行員として、
ICTの力で百五銀行を支える

BANKER 12

川本 高寛

システム統括部 システム開発課 [2019年入行]

JOB

システム開発課の
仕事内容

システム開発部はシステム開発課、システム企画課、システム管理課の3課で構成されています。私の所属するシステム開発課では、システム企画課がまとめた他部署からのさまざまな要望を基に、業務効率改善ツールやお客さま向けの商品開発などが主な業務になります。システム管理課は開発されたシステムのほか、百五銀行のさまざまネットワークの整備・運営を担っています。

「攻め」ながら「守る」姿勢で
銀行システムの開発を推進していく

百五銀行のインターンシップへの参加をきっかけに、行内に銀行システムを開発する専門部署があることを知りました。総合職として採用され、現場での銀行業務経験を経てシステム開発に携わる部署へ異動できるというキャリアにも魅力を感じたのと同時に、百五銀行にはIT分野への先進的な取り組みがあることも志望動機形成につながりました。企業研究を重ねて、地方銀行向けの次世代勘定系システム『BankVision ®』を他行に先駆けていち早く導入していた実績(2007年当時)は、まさに百五銀行の掲げるフロンティアバンキングを体現しているものと感じました。同じ理系学部の同級生はIT企業などを志望して就職活動を進める中、自身は「銀行のシステムを銀行内部から発展させていく仕事」への興味が高まっていきました。
現在の配属先ではシステム開発を主に担当していますが、一番重要な役割はシステムの安定稼働を実現させることだと思っています。銀行は社会インフラの一部であり、常に正常稼働していることが当たり前のものとして求められます。仮に障害などが起きてシステムが止まってしまうことは、経済を止めてしまうことを意味します。お客さまに対して不利益が出ないように細心の注意を払って携わることはもちろんですが、よりよく発展させていくための開発を重ねていく必要があるので「攻め」と「守り」の姿勢を常に意識しながら業務にあたっています。

「攻め」ながら「守る」姿勢で銀行システムの開発を推進していく

ITエンジニアとしてではなく、
一人の銀行員としての目線を大切にする

学生時代は顧客として、入行後は実際の業務を通して銀行のシステムに触れてきました。そのときは「なんでこの仕組みなのだろうか?」「ここはどのような仕組みで動いているのだろうか?」と想像力を働かせていましたが、現在の配属部署でシステムの内側を見ることができたときに理解できることも多々あります。知識がひとつにつながり銀行システムへの理解が深まったときが仕事を楽しいと思える瞬間です。
一方で難しいと感じる部分は、業務を行う現場との目線のギャップをなくしたシステムの実現にあると思います。現場からさまざまな要望が挙がる中で、要望をそのまま満たすことがシステム開発の正解となりません。本当に困っていることは何か、現場で使うために利用しやすい仕組みは何か、など実際にシステムを使う利用者の目線に立って最適解を導き出すことが求められます。だからこそ、入行後に経験した営業店での業務は非常に役立っています。
私が目指しているのはシステム開発の専門家ではなく、「銀行員のための銀行員」です。営業店で働く仲間たちの支えとなり、その結果としてお客さまによりよいサービスを届けることができれば、システム開発に携わる者としてかけがえのない喜びとなると思います。システム開発を通じて、また一人の銀行員として、地域と百五銀行の発展に貢献できるよう成長し続けていきたいと思います。

銀行員といえば、文系が志望する職種というイメージが強いかもしれません。しかし、私のように学生時代に学んだ知識を活かしてシステム開発に携わる職種もあります。むしろ、銀行におけるシステムの重要性が高まる昨今においては、理系人材の需要は高まっているといえるでしょう。理系の方も先入観にとらわれず、まずは百五銀行の仕事をのぞいてみてください。

ITエンジニアとしてではなく、一人の銀行員としての目線を大切にする

1 DAY
SCHEDULE

08:45
朝礼・チーム内情報共有
09:00 
システムの開発・テスト
12:00
昼食
13:00
システム開発ベンダーとの打ち合わせ
15:00
業務部署との会議
16:00
各種資料作成
16:00
提携先とオンラインミーティング
17:00
本日の作業に要した工数を集計
17:15
勤務終了

PRIVATE TIME

中学1年から高校3年までの間、部活で卓球をしていましたので、行内での人のつながりを求めて当行の卓球部に入部しました。当行の卓球部はかなりの実力者がそろっていますが、入部に際して特にテストなどもないため、誰でも入れます。卓球に興味がある人は、ぜひ一緒に汗を流しましょう。

PRIVATE TIME