キャリアパス

CAREER PATH

キャリアパス

百五銀行は、多様なキャリアパスを持つ行員で組織が構成されています。行員一人ひとりの思い描くキャリアプランを支援する制度を各種揃えているほか、さまざまなライフステージにおいてもキャリアを諦めることなく働き続けることができる制度を設けています。本項目では百五銀行で働きながら、自分自身がなりたいと思う「銀行員像」を目標に勤務する二人の行員をご紹介いたします。

キャリアパス

CASE 01

平田町駅前支店 支店長
1996年入行

経営職

森 智典

現:東京営業部 部長

入行当初からの目標だった支店長という役割。
決意を新たに、現場に活気を与えていきます。

私が勤務する平田町駅前支店は、大手企業の工場やその関連企業が集積している鈴鹿市の中心部にあります。百五銀行の中でも重要な役割を担う支店であり、支店長を任命されたときには、入行当初に立てた「支店長になる」という目標を達成できたことに感慨深い思いがありました。
私は幅広い業種に関わることができ、直接経営者と面談の機会を得られる銀行業界に魅力を感じ百五銀行に入行しました。まずは目の前のお客さまのために何ができるのかを一生懸命考えて行動していましたが、当初は知識も経験も不足していたため、業務知識を習得する以外にも、経営者とのコミュニケーションに役立てるため、お客さまの業界研究や、さまざまなジャンルの書籍を読み漁る日々を過ごしました。
入行時は漠然と支店長というポジションに『一国一城の主』という憧れと目標を抱いていましたが、営業現場での仕事に対するやりがいが増していくにつれて、やはり支店長として地域に貢献していきたいという気持ちがより一層強くなっていきました。そこで、「支店長になる」というキャリアプランを実現するため、外部研修なども経験しておきたいという希望を当時の上司に面談の際には伝えていました。
そして外部研修、本部勤務などを経て桑名支店では次長として勤務することとなるのですが、このときに支店のナンバー2の立場で、業務を俯瞰的に把握することができたことが、非常に良い経験となっています。次長時代のマネジメント経験を通じて、銀行業務の仕事は、多くのスタッフによって支えられていることを改めて実感することができました。
現在は支店長として支店運営全体をマネジメントする立場ですが、最も嬉しいと感じる瞬間は部下から「仕事が楽しい」と伝えられたときです。私も営業のキャリアが長いので、うまく仕事が進まないときや辛さを感じる部下の気持ちは十分わかります。それでも「楽しい」と感じて仕事をしている部下の成長を見守ることが私自身にとっても仕事へのモチベーションにつながっています。
銀行にとって最も大切なことは、中長期的な視野を持ってお客さまと信頼関係を構築していくことです。今後も、仕事に対する「やりがい」と「楽しさ」を感じながら、百五銀行とお客さまとの『信頼の残高』を積み増し、地域経済の発展に貢献していきます。

CAREER PATH

  • 1996

    矢田支店配属

    担当業務:融資、法人渉外
  • 1998

    中村支店配属

    担当業務:法人渉外
  • 2001

    上前津支店配属

    担当業務:法人渉外
  • 2004

    人事部配属※

    担当業務:金銭債権証券化業務、不動産証券化業務
    ※大手証券会社へ外部研修として出向
  • 2005

    営業渉外部コンサルティング課配属

    ※現 法人コンサルティング部
    担当業務:シンジケートローン、法人FA(営業店サポート)
  • 2011

    中部法人営業部配属

    担当業務:法人渉外役席(新規開拓)
  • 2015

    東京営業部配属

    担当業務:窓口営業役席、融資役席、法人渉外役席(ストラクチャードファイナンス、コーポレートファイナンス)
  • 2017

    桑名支店配属

    担当業務:次長
  • 2019

    ソリューション営業部配属

    ※現 法人コンサルティング部
    担当業務:ストラクチャードファイナンス課長
  • 2022

    平田町駅前支店配属

    担当業務:支店長
キャリアパス

CASE 02

人事部 人事課
2000年入行

経営職

柳澤 智子

自分自身がロールモデルとなり、
男女の区別なく活躍できる職場づくりを推進

私が入行した2000年当時は、百五銀行で初の女性支店長が誕生したタイミングでした。当時はまだ一般職と総合職で募集が分かれていましたが、百五銀行では女性が経営職としてのキャリアを形成していくことが自然な流れになっていることを感じ、総合職として入行しました。7年目には法人渉外という当時はまだ女性担当者が少ない業務を経験しましたが、支店の同僚や上司にもフォローしてもらい、失敗や苦労も乗り越えられてきました。そうした職場環境にも恵まれながら、係長、支店長代理とキャリアを重ねていき、この先のキャリアとして経営職を目指していくことはやはり自然な流れなのだと感じています。
女性の場合、結婚や出産などのライフイベントでキャリアの岐路に立つ場面がありますが、百五銀行の制度では柔軟な対応が可能なため、私はキャリアをあきらめることなく仕事を続けることができています。これまでのキャリアの中で2回育児休業制度を利用し、育児が落ち着くまでは勤務地を限定しながら時短勤務制度を活用している最中です。育児が落ち着いたら、再び勤務地を限定しないⅠ種への種別転換も検討しています。
こうしたライフイベントに伴う仕事と家庭の両立は、女性に限った問題ではなくなってきています。たとえば、超高齢化社会が進むにつれて親の介護や治療に伴う通院の付き添いなどは、男女の区別なく起きうるケースです。そのような場合においても行員が自身のキャリアをあきらめることなく活躍し続けられる職場環境づくりをしていくことが、私が現部署で取り組んでいる担当業務です。特に私の場合は制度を有効活用し、仕事と家庭を両立してきた経験があるので、行内におけるロールモデルとして背中を見せていくという役割があると感じています。かつて、私が背中を見せてもらった百五銀行初の女性支店長がそうであったように、私自身が仕事と家庭の両立を実現しながら後輩行員たちにとって道標になれるように努めていきたいです。
また、銀行業務以外の分野にも百五銀行では挑戦できる環境があるということも、同時に示していきたいという気持ちでいます。たとえば、自身の経験を生かした子ども向けの金融教育の推進といった業務を自らが率先して行うことで、百五銀行の仕事にはさまざまな可能性があるということを内外に示すことができるのではないかと考えています。人生100年時代と呼ばれる昨今、新しい知識やスキルを吸収しながら意欲的なキャリア形成を目指していきたいですね。

CAREER PATH

  • 2000

    四日市支店配属

    担当業務:外為、融資、預金、為替、テラーなど
  • 2003

    人事部配属

    担当業務:採用担当
  • 2006

    四日市西支店配属

    担当業務:融資、法人渉外、係長
  • 2009

    松阪支店配属

    担当業務:法人渉外、融資、支店長代理
  • 2011

    大高支店配属

    担当業務:開設準備、営業推進委員
  • 2014.1-2015.3

    2014年1月~2015年3月 育児休業

  • 2015

    桑名支店配属

    担当業務:法人渉外役席、窓口営業役席
  • 2017.5-2018.3

    2017年5月~2018年3月 育児休業

  • 2018

    桑名支店配属

    担当業務:桑名市役所市金庫、法人渉外役席、窓口営業役席
  • 2021

    富田支店配属

    担当業務:融資役席、窓口営業役席
  • 2022

    人事部配属

    担当業務:ダイバーシティ推進、女性活躍推進など