INTERVIEW

研修利用者の声

研修利用者の声
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外部派遣制度

出向先で不動産ノンリコースローンの最前線を経験

吉川 翔太

法人コンサルティング部
ストラクチャードファイナンス課
[2013年入行]

どのようなことをきっかけに制度を利用しようと思いましたか?

営業店で勤務していた頃、自身が担当するお客さまの事業を発展させるために多額の資金調達が必要となった際に、当行の法人ファイナンシャルアドバイザーやストラクチャードファイナンス課と協働して資金調達のスキームを構築したことがありました。日ごろからお客さまに最適な提案をするには融資だけではなく総合的なコンサルティングを提供できるだけの知識やスキルの必要性を感じていましたが、この経験によりその思いはより一層強いものとなり、短期トレーニーへの応募を決意しました。勤務先として希望したのは、シンジケートローンやプロジェクトファイナンスをはじめとしたこれまで携わったことのない領域の融資業務を学ぶため、法人コンサルティング部を選びました。

派遣先ではどのような学びや気づきが得られましたか?

希望がかなって法人コンサルティング部へ異動となり、3カ月間の勤務を経て他行(信託銀行)へ研修として外部出向させていただくことになりました。派遣先は不動産ノンリコースローンという大型の不動産施設を対象としたキャッシュフローおよび不動産の売却代金に返済原資を限定する融資形態を取り扱う部門で、自身にとっては全く未知の領域です。1年間の研修で案件の検討から融資実行後のモニタリングなど、入口から出口までさまざまな業務に携わらせていただくことができ、基本的なことから専門的なことまで非常に多くの学びが得られました。また、他行の企業風土や文化からも刺激を受けることも多く「百五銀行以外の仕事を知る」という意味でも財産となる経験になったと思います。

派遣先での経験を今後どのように活かしていきたいですか?

私は入行時から支店長になることを目標の一つとして掲げてきました。支店長は営業店の業務全般を統括する立場であるため、専門性の高い業務とは関連性が低いように思われるかもしれません。しかし、法人コンサルティング部での経験や学びを活かした支店と本部の協働は、お客さまにとってよりよい総合的なコンサルティングになると確信しています。百五銀行では銀行業務以外でも常に新しい分野に挑戦できる環境がありますが、それはお客さまのためにできることを常に考えているからこそでしょう。今後も未知の分野に積極的に挑戦し、地域のお客さまとともに歩んでいける行員を目指していきます。

PROFILE

PROFILE

専門性の高い案件を営業店と協働してコンサルティングの観点からサポートする役割を担う法人コンサルティング部の中でも、シンジケートローンやプロジェクトファイナンスなど多様な資金調達提案を行うストラクチャードファイナンス課で、案件ごとにオーダーメイドの融資を行うための仕組みづくりに取り組んでいます。現在は外部派遣制度で学んだ不動産ノンリコースローンの知見を活かし、百五銀行が主となって融資組成をする案件を獲得できるよう注力しています。

入行後に利用した研修制度
●業種業界研究研修 
●地銀事業評価研修講座 
●ストラクチャードファイナンス短期トレーニー など