INTERVIEW

研修利用者の声

研修利用者の声
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トレーニー制度

資金証券トレーニーで金融知識の専門性を高める

岩井 彩音

資金証券部
資金証券課
[2017年入行]

どのようなことをきっかけに制度を利用しようと思いましたか?

営業店で勤務している際は預り資産営業を担当しており、お客さまへの提案の質を高めるために百五銀行の研修制度や外部セミナーを受講していました。その中で次第に有価証券運用へ興味を持つようになり、資金証券部への3日間の短期トレーニーへ参加しました。
研修中に資金証券部の業務の一端に触れることができたことと、当時長期トレーニーとして活躍していた先輩行員の姿を見たことで、自分も機会があれば長期トレーニーとして参加したいという気持ちが芽生え、短期トレーニーとして参加した翌年、長期トレーニーに応募をしました。

トレーニーではどのような学びや気づきが得られましたか?

半年のトレーニー期間の中で資金証券部、東京営業部にそれぞれ3ヵ月ずつ業務に携わりました。
資金証券部では、百五銀行の日銀当座預金残高の調整や、保有する外貨が為替変動リスクを負わないようにその残高を調整する業務のほか、株式投資や債券投資を行う一連の流れに携わりました。また、実際に投資対象を分析し株式への投資を行うなどの実践機会も頂き、取組みを通じてマーケットに関する生きた知識を多く吸収できました。
また、東京営業部では、国内上場企業や海外金融機関に対する融資案件の検討と実行を10件程度行いました。これらの融資は一般的な融資案件ではなく、シンジケートローンやSPC(特別目的会社)を活用して実質的には事業債への投資を行うリパッケージローン等、投資的側面を持ち合わせていました。融資先の格付けや信用力、条件等を吟味するなど多くの学びがあり、財務諸表等の決算資料に触れることで財務分析手法を身に着けることができました。

トレーニーでの経験を今後どのように活かしていきたいですか?

各部署の先輩、上司や証券会社の担当者の専門性の高い知識に圧倒されると同時に、自分自身の金融知識がまだまだ未熟であることに気づかされました。一方で、さらに知識を吸収して専門性を高めていきたいという意欲も沸きました。現在は、長期トレーニーを経て資金証券部の一員となったため、百五銀行の国内債券担当として更なる活躍ができるように日々情報収集と自己研鑽を積み重ね、収益獲得に貢献していきたいです。
また、今後は他の領域でも運用に携わり、百五銀行全体の有価証券運用に関わる人材として成長していきたいと思っています。

PROFILE

PROFILE

資金証券部の主な役割は、お客さまからお預かりしている預金の一部を株式・債券等の有価証券へ投資することのほか、当行全体の資金量の調節やお客さまが約定した投資信託のとりまとめ業務等も当部で行っています。私が現在担当している国内債券の他にも、外国債券や株式、投資信託等の運用に携わる行員が在籍し、日々変動する相場に対して互いの意見を交えながら、百五銀行の収益獲得に貢献できるよう業務にあたっています。

入行後に利用した研修制度
●資金運用本部長期トレーニー  
●資金証券トレーニー 
●マーケット研修 など