BANKER 11
植中 郁登
法人コンサルティング部 事業承継・M&A支援課 ［2015年入行］
仕事内容
専門性の高い案件に対してコンサルティングの観点からサポートする部署の中で、私の所属する事業承継・M＆A支援課は、企業の事業承継とM＆Aを支援しています。事業承継に課題を抱えるお客さまに対し、M＆Aを課題解決の手段として、マッチングからクロージングまでを一貫して行うアドバイザリー業務を担当しています。
大学時代、ファイナンシャル・プランナーについて学んだことをきっかけに金融業界に興味を持ち、各種金融知識が必要とされる銀行を選択肢に入れて就職活動を開始しました。私は地元の三重県から愛知県の大学に進学し、学生時代を愛知県で過ごしていたのですが、県外では百五銀行の存在感があまり高くないことを感じていたので、もっと知名度とシェアを拡大したいという意欲を持って入行しました。現在の部署に配属される前までは、希望だった愛知県内の営業店で勤務し、三重県外における百五銀行の力を高めるために日々の業務に励んでいました。
現在の配属先である事業承継・M＆A支援課では、主に事業承継を目的としたM＆Aの支援業務を担当しています。事業承継に課題を抱える企業は増加しており、企業の多くが後継者問題を抱えています。事業承継ができなければ、最悪の場合は廃業を余儀なくされ、その企業に勤める従業員やそのご家族、取引先へ大きなマイナス影響を与えてしまいます。また、企業が有する独自の技術やノウハウが失われてしまうというリスクもあり、事業承継における課題は見過ごすことのできないものになっています。このような課題を解決する手段として、私が担っているＭ＆Ａ業務は非常に有効であり、高い社会的意義を感じながら日々業務に邁進しています。
事業承継に関する悩みは非常に繊細なものです。お客さまとなる経営者の方にとって、心血を注いで作り上げてきた自分の会社を売却する決断をするまでにはさまざまな想いや葛藤があります。だからこそ、本音でご相談いただける信頼関係の構築が重要となります。また、お客さまが経営されている企業の従業員、取引先にとっても大きな影響を与える業務であるという認識を持ちながら慎重に対応することを常に心がけています。
私がM＆A成約に向けて重要視していることのひとつが「全員が納得できること」です。全員というのは、企業の経営者同士だけではなく、従業員や取引先も含めて、M＆Aによって影響を受けるすべての方々を指しています。全員が納得できるM＆Aを成約し、関係者全員が笑顔で事業のバトンを受け渡しできたときに、この仕事の醍醐味と達成感を感じます。
私はM＆Ａを専門として担当し、お客さまはもちろん営業店や他部署の行員、提携業者も含めて関わる方全員から「信頼される専門チームの担当者」として成長することを目指したいと思います。事業承継に悩むお客さま、事業拡大を目指すお客さまの双方にメリットをもたらし、地域の成長と活性化につなげていきたいと思います。
就職活動はこの先の人生の重要な選択を迫られるものですが、同時にさまざまな企業に触れることができる貴重な期間でもあります。企業や人との出会いの中で、これまでの価値観を変えるような出会いもあると思いますし、きっとこの先の人生に役立つ経験も多いはずです。その経験の中から、百五銀行を選んでいただけたらとてもうれしく思います。
1 DAY
SCHEDULE
ラーメンが好きなことと大食いが好きなことが相まって、休日は大盛りラーメンを求めて各地を巡っています。写真はとあるラーメン店の特盛ラーメンで、どんぶりのサイズが尋常ではなく大きかったです。無事、おいしく完食させていただきました。ちなみに、食べてばかりではなく、健康維持のためにジムにも通っています。
