地域企業のデジタル化に向け、地銀ならではの方法で挑む

地域企業のデジタル化に向け、
地銀ならではの方法で挑む

BANKER 10

加藤 勘太

法人コンサルティング部 コンサルティング課 [2016年入行]

JOB

仕事内容

私はコンサルティング課にあるICTコンサルティングチームに所属しています。2022年4月に発足したばかりの新しい部署で、法人のお客さま向けにさまざまなサービスを提供する「法人コンサルティング部」の中に設置されました。中小企業が抱えるビジネス上の課題をさまざまなデジタルツールの活用により解決に導き、お客さまの生産性を向上させることを目的に活動しています。

これまでに築き上げた信頼関係をベースに、
デジタル化でお客さまの業務効率化を実現する

私は都市銀行や不動産情報サービス業を経て、2016年に百五銀行に転職しました。前職・前々職も同じ営業職でしたが、地元三重県から離れて働くうちに少しずつ「同じ仕事なら、やっぱり生まれ故郷に貢献できる仕事がいい」という気持ちが強くなってきたことがきっかけです。地域に根差した企業をじっくり支援し、自分が生まれ育った町の発展に貢献したい。そんな想いでこの新天地に飛び込みました。
入行後は四日市支店に配属され、法人営業を担当。2022年に現在のICTコンサルティングチームに移り、業務のデジタル化などを通じて中小企業の業務効率化を支援しています。三重県は都心部に比べてまだまだデジタル化が進んでいない事業所も多く、伸びしろのあるビジネスではあります。競合となるITベンダーにはない百五銀行としての強みを活かしたITシステム導入の提案をしていくことが、新部署で取り組んでいる大きなテーマのひとつです。
地方銀行である私たちの強み、それは常にお客さまの経営の近くにいることです。つまり今どのような経営課題があり、現場でどのようなITシステムが必要とされているのかを正しく把握できるということです。現在はこの強みを活かした百五銀行ならではといえるビジネスのあり方を、仲間たちとともにゼロからつくりあげている最中です。

これまでに築き上げた信頼関係をベースに、デジタル化でお客さまの業務効率化を実現する

新しいチャレンジには困難がつきもの
チーム力で数々の壁を乗り越えていく

しかし取引先企業にとって、これまで慣れ親しんできた仕事のやり方を一変させる意思決定は、おいそれとできるものではありません。デジタル化のメリットを明確にし、経営層に対して変革の動機付けを図るためには、地道な事前準備が必要不可欠です。
そこで私は、行内の営業担当者との帯同訪問を積極的に行っています。普段からお客さまと接点を持つ仲間たちとともに、現場が抱える困りごとやデジタル化に関する悩みを細かくヒアリングし、そこで得た情報をもとに具体的な提案につなげていくのです。
当行にとっても新しい取り組みですから、予想外のことが頻繁に起こります。そうした難題に次々見舞われる今のスタートアップ期に、特に重要なのがチームワークです。ここには問題解決について気兼ねなく話し合える仲間同士の関係性があるので、その点では苦労していません。熱心かつ真面目に業務へ向き合う人が多いですし、行き詰ったときには先輩・後輩問わず周りの人たちが相談に乗ってくれます。今後も事業を拡大していく過程で困難は尽きないと思いますが、良いことも悪いこともすぐに話し合えるチームにしていきたいと思っています。
まだ始まったばかりで、各メンバーが資格取得に努めるなど勉強の毎日です。まずは目の前の仕事に全力で取り組み、ゆくゆくは「お客さまのデジタル化の困り事はあの人に相談すれば何とかしてくれる」と行内外で思われるような行員を目指していきたいです。

変革期を迎えている金融業界において、今後は地方銀行に求められる役割も多様化していくと予想されます。それはつまり、皆さんが学んできたことを活かせる幅も広がっていくということです。さまざまなバックグラウンドを持った方々に入行してもらえることが、百五銀行の将来を強くすることにつながります。これまでの銀行員像を覆すような方と一緒にお仕事ができればうれしいですね。

新しいチャレンジには困難がつきものチーム力で数々の壁を乗り越えていく

1 DAY
SCHEDULE

08:45
メールチェック
09:00 
今後の方針についてチームミーティング
10:30
提案資料作成
12:00
昼食
13:00 
訪問先へ移動
14:00
営業店担当者と取引先へ帯同訪問
16:00
提携先とオンラインミーティング
17:00
翌日の準備
17:15 
業務終了

PRIVATE TIME

サッカーを始めたのは中学生の時で、現在もサッカー観戦は楽しみのひとつです。新婚旅行では夢だったプレミアリーグの試合を英国で観戦しました。週末にJリーグの試合を見に全国各地に遠征することもしばしばですが、試合とともに楽しみなのがご当地グルメ。まだ子どもが小さいのであまり遠出はできませんが、大きくなったらいろいろなところへ連れて行ってあげたいです。

PRIVATE TIME