BANKER 04
福澤 れな
津コンサルプラザ 個人営業 [2017年入行]
仕事内容
預り資産営業の対面営業体制強化のため、営業店に配属されていた預り資産営業担当者をエリアごとに集約し、2022年にコンサルプラザが新設されました。コンサルプラザの行員はそれぞれ担当店を持ち、お客さま一人ひとりのニーズに合わせたプランを考え、資産運用のご提案をしています。
「人の役に立ちたい」という思いを持って就職活動を開始し、万人の生活にとって切っても切り離せないお金に関係する仕事を志望するようになりました。誰もが使うお金ですが、誰もが高い金融知識を持っているわけではありません。そこで、私自身が高い金融知識を身につけ、情報提供をすることができれば多くの人の生活を豊かにできるのではないかと考え、銀行での仕事に興味を持ちました。就職活動中にさまざまな金融機関に足を運びましたが、中でも百五銀行は先輩行員の方たちが笑顔で楽しそうに働いていることが印象的で、私も一緒に働きたいという気持ちが強くなりました。実際、入行後4つの営業店で勤務しましたが、入行前に感じた印象は今でも変わっていません。
現在は2022年に新設された津コンサルプラザに配属され、預り資産営業を担当しています。これまでは営業店に配属されていた預り資産営業担当者がエリアごとに集約されることにより、ノウハウや情報の共有による人材育成の強化が可能となり、お客さまへ幅広く質の高い提案ができるようになりました。お客さまからお預かりしている大切な資産を効率的に運用するという責任のある役割ですが、お客さまから直接感謝の言葉をいただけることも多く、とてもやりがいのあるポジションだと感じています。
入行当時の私は、詰め込んだ知識と先輩行員から教えてもらったことを頼りに、とにかくお客さまに伝えることだけに精一杯になっていました。今にして思えば「お客さまにとって本当に必要なものは何か」ということを置き去りにしていたのだと思います。経験を重ねていく中で、今ではお客さまの声に耳を傾け、ニーズをしっかりと汲み取ることができるようになれたと思います。一方的に伝えるのではなく「お客さまと会話」をすることがコンサルティングには重要なのだと思います。
現代では、ネットから金融に関するさまざまな情報が得られるようになり、AIの活用なども含め銀行業務も機械化しています。今後も銀行とお客さまにとってサービスや利便性は向上していくことかと思われますが、お客さまの気持ちに真に寄り添うコンサルティングはやはり人にしかできない部分だと思います。お客さまの歩んできた人生、抱えている生活背景、それに伴う人情的な判断や人間同士のコミュニケーションがなければ、最適な資産運用の提案はできません。
今後も、常に「相手の立場に立つ」ことを忘れずに、お客さま一人ひとりの人生と資産に寄り添った提案ができる銀行員を目指し、百五銀行だからできるコンサルティングを実現していきたいと思います。
私自身、就職活動を始めたときは、自分が何をしたいのか、どういう社会人になりたいのかが分からず不安や焦りを感じていました。もしかしたら、皆さんの中に同じような悩みを持たれている方がいるかもしれません。そんな方は、視野を広げてさまざまな業種の企業に足を運んでみるとよいと思います。その中で、人や企業との出会いを大切にしてください。応援しています。
1 DAY
SCHEDULE
旅行に出かけるときに心がけていることは、あまり予定を詰め込みすぎないことです。行先についてもあまり調べないまま出発することもあります。先日は愛知県蒲郡に出かけましたが、宿泊先の旅館では思いがけず、きれいな星空を見ることができ、感動とリフレッシュを存分に味わうことができました。