地域に根ざした企業を支援し、地方創生の芽を育くんでいく

「地域に根ざした企業を支援し、
地方創生の芽を育くんでいく

BANKER 02

浦井 依里

富田支店 法人営業 [2019年入行]

JOB

仕事内容

三重県四日市市に位置する富田支店は、製造業を中心に小売業やサービス業など、多種多様な産業のお客さまとの取引があります。「地域金融機関の法人営業」として、融資による資金面のサポートにとどまらず、幅広いお悩みを解決するためのコンサルティングを行っています。業種の幅、業務の幅が広いため、入行以来勉強の日々が続いています。

ある行員の話に衝撃を受け、
教師の道から銀行員へと方針転換を決意

小学生の頃から、将来の夢は教師になることでした。大学も教育学部に進学し、教員採用試験に向けた勉強と並行しながら合同企業説明会にも参加していました。そこで立ち寄ったある銀行のブースで、廃業寸前の食品メーカーを「素晴らしい技術を持つ地元企業を見捨てるわけにはいかない」と、伴走支援することで廃業寸前の企業が復活したというエピソードを聞き衝撃を受けました。それまでなんとなくお堅いイメージしかなかった銀行が、こんなに大きな社会的役割を果たしているなんて思いもよらず、私はすっかり心を奪われてしまいました。その後は地域に密着した地方銀行に絞って就職活動を開始し、特に地元三重県で圧倒的なシェアを持つ百五銀行への就職を決意しました。
現在は法人営業として地元企業を訪問し、さまざまな提案を行っています。決算書の分析や経営者との会話の中からその会社の課題を見つけ出し、何か「お客さまのためになること」がないかを考え、提案につなげています。
その中でM&A(企業の合併・買収)や事業承継を手がけることもありますが、その際には法律や税金など、幅広くかつ深い知識が求められます。まだまだ勉強中の身ではありますが、「お客さまに喜んでもらうために今の自分に何ができるか?」を模索し、追求しています。

ある行員の話に衝撃を受け、教師の道から銀行員へと方針転換を決意

「きみのおかげで会社が持ち直したよ」
お客さまの一言で、日々の苦労が報われる

この世界にはふたつとして同じ企業はないですから、どのお客さまにも通じる提案マニュアルのようなものは存在しません。はじめての業態に出会ったときには、その都度勉強していく必要がありますが、それと同時に迅速な対応が求められる場合も多くあります。この提案の質とスピードを両立させることはとても難しく、今も苦労している部分です。
ただ、入行から3年あまりが経ち、自分が開業に携わった飲食店が大成功している様子を見たり、融資を行った企業の経営者から「あの融資のおかげで会社を持ち直すことができたよ、ありがとう」と言っていただけたり、自分の成長を感じるシーンも出てきています。わかること・できることが増えるとともにお客さまから相談を寄せられる機会も増え、自分が頼られていることを実感できると、やりがいを感じます。
百五銀行の魅力は「人」です。優しく面倒見のいい方、ユーモアのある方、常に自己啓発を行っている方など、魅力的な仲間がたくさんいる環境で働けること自体が楽しいです。今後の目標はさらに法人営業で活躍する女性行員を増やすために、私がロールモデルとなって実績を残していきたいと考えています。百五銀行の女性活躍推進の一助となりながら、地域経済への貢献を続けていきます。

銀行業務というと預金窓口のイメージが強いと思います。しかし実際はさまざまな知識やスキルを身につけることで自己成長させることができ、地域経済の発展に寄与できるという奥の深い仕事です。就職活動は世間一般で言われるような辛いものではなく、世の中の仕組みを学べる大チャンスですから、ぜひいろいろな企業をまわってみてください。その過程で「百五銀行で働きたい」と思った方と一緒に働けることを楽しみにしています。

「きみのおかげで会社が持ち直したよ」お客さまの一言で、日々の苦労が報われる

1 DAY
SCHEDULE

08:45
朝礼・訪問準備
09:30
支店出発、1件目 お客さま訪問
11:30
2件目 お客さま訪問
12:30
支店に戻って昼食
13:30
3午後の訪問へ。3〜4件先をまわる
15:30
支店に戻り、書類整理
16:00
支店の営業担当者と勉強会、翌日の準備
17:00
稟議書作成などのデスクワーク
18:00
勤務終了

PRIVATE TIME

趣味は写真撮影。休日はカメラを片手に夫とともに出かけ、友人や友人の子ども、路地裏を歩く野良猫、コンクリートのヒビを割ってたくましく生える草花まで、撮りたいと思ったものを撮っています。他には友人や母と一緒にカフェに出かけたり、のんびり過ごすことが多いですね。

PRIVATE TIME