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外貨預金のリスク・留意事項

外貨預金のリスク

為替相場変動リスク

為替相場変動リスクとは、為替相場の変動によって、得をする可能性(為替差益)・損を被る可能性(為替差損:円換算の元本割れ)のことを為替相場変動リスクといいます。
なお、為替相場は、世界中で生じる政治的・経済的な要因をはじめ、さまざまな要因により変動します。

為替相場変動リスクの例

  • 為替相場変動リスクの例

A 円安ドル高の時

  1. 1米ドル=100円のときに、100万円を米ドルに交換したら、1万米ドルになりました。
  2. 1か月後に「円安ドル高」が進んで、1米ドル=110円になりました。
  3. このときに1万米ドルを日本円に戻すと、110万円になります。
    つまり10円の為替相場の変動によって、10万円の為替差益が発生することになります。

B 円高ドル安の時

  1. 1米ドル=100円のときに、100万円を米ドルに交換したら、1万米ドルになりました。
  2. 1か月後に「円高ドル安」が進んで、1米ドル=90円になりました。
  3. このときに1万米ドルを日本円に戻すと、90万円になります。
    つまり10円の為替相場の変動によって、10万円の為替差損が発生してしまうことになります。
  • 為替相場の影響をわかりやすくするため、金利・為替手数料・税金は計算に入れていません。

信用リスク

預け入れ金融機関の信用状況など(財政悪化など)により、外貨預金のお引出しができないなど、預け入れ金融機関に預金の支払い不能が生じるリスク(債務不履行リスク)をいいます。

流動性リスク

預け入れた外貨預金の換金に制限がある場合や、外貨定期預金のように解約できない期間がある場合のリスクをいいます。

クーリングオフ

  • クーリングオフ制度とは、訪問販売や電話勧誘販売などの法律で規制されている契約において、期間内であれば消費者は販売業者に対し、書面にて、無条件で申込みの撤回や契約の解除ができる制度です。
  • 外貨預金取引については、本制度の適用はありません。

預金保険制度

  • 預金保険制度とは、万が一、金融機関が破綻した場合に、定期預金や利息付きの普通預金などについて、金融機関ごとに一人あたり元本1,000万円までとその利息などが保護されるという制度です。
  • 外貨預金は、本制度の対象外です。
    万が一、預入れを行っている銀行が破綻した場合には、銀行の財産状況に応じて支払われることになります。このため、外貨預金の一部がカット(減額)されることもあります。

外貨預金のお取引をされる際には

実際に、外貨預金のお取引をされる際には、最新の外貨預金商品概要説明書の内容をよくお読みください。

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