戻る

「キッズISO14000プログラム(入門編)」の出前授業を行いました~小学生に環境教室~

当行は、平成25年6月13日、津市の辰水小学校で「キッズISO14000プログラム」の出前授業を行いました。当行で初めての環境出前授業で、三重県が平成18年度から取り組んでいる同プログラム事業に賛同し、地域社会貢献、CSR活動の一環として取り組みました。

キッズISO14000プログラム

国際芸術技術協力機構(ArTech、アーテック)が開発した子どもたちのための日本発の環境教育プログラムで、ISO14001の骨子をベースに構築されています。小学校4年生くらいから取り組める「入門編」のほか、「初級編」「中級編」「上級編」で構成されています。国内では環境省、経済産業省、文部科学省、国際的には国連大学、ユネスコ、国連環境計画(UNEP)の後援を受けており、日本国内では既に20万人ほどの子どもたちが取り組んでいます。

出前授業の内容

実施日 平成25年6月13日(木) 10時40分~11時25分
場所 津市立辰水小学校(津市美里町)
対象 5年生児童15名(男子7名、女子8名)
内容 アーテック提供のワークブックを使用し「入門編」の活動方法を説明しました。この入門編は家庭内省エネ取組みの体験版で、普段の生活をしながら1週間、電気、ガス、水道のメータ数値、可燃ゴミの重さを量り、現状のエネルギー消費量を把握したあと省エネアイデアを考え、そのアイデアをもとに、さらに1週間実施し効果をチェック、最後に、1週目と2週目の消費量を比べて、どこができ、どこができなかったかを振り返ります。授業では、電気や水のメータの場所がどこにあるのか、メータの見方、1日の消費量の計算方法などを説明しました。授業の最後に「リーダーは皆さんです。家族で協力してやってください」と呼びかけると、「部屋の電気はこまめに消そう」「用もないのに冷蔵庫の扉を開けないようにしよう」といった省エネ作戦発言が次々と出ました。

授業の様子

結果のフィードバック

2週間の活動を終えたあとのワークブックは当行が回収し、アーテックが育成したインストラクターが評価書を作成します。なおその中のコメントは、子どもの「気づき」を褒める前向きな内容で、次への意欲がわくよう配慮されています。当行は2学期に再度同校を訪問し、児童一人ひとりにその評価書を返却します。

今後の取組み

今回初めて本プログラムに参加しましたが、来年以降も実施する予定です。また複数校での開催も検討します。

HOME