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暗号資産(仮想通貨)等への投資詐欺にご注意ください
2023年12月18日
SNSやマッチングアプリを通じて知り合った人から、暗号資産(仮想通貨)やFX(外国為替証拠金取引)、金などへの投資を勧められ、投資をした結果、そのまま、多額の投資資金をだまし取られてしまうといった、「投資詐欺」被害が急増しています。
SNS等で知り合い、いくら親密な関係になったとしても、直接会ったこともない相手を信用して、安易な投資話に乗らないように注意してください。
投資詐欺の事例
1 | SNSやマッチングアプリを通じて、知り合った相手と、とても親しくなった。 |
2 | 相手から「絶対儲かるから」と、暗号資産(仮想通貨)の投資話を受け、投資サイトを紹介され、専用のスマホ・アプリをダウンロードした。とりあえず、数万円の暗号資産を購入してみた。(専用サイトやスマホ・アプリ自体が偽物の可能性があります。) |
3 | 投資サイト内の図表をみると、暗号資産の価値が上がり、儲かっていた。試しに投資したお金を引き出してみたら、普通に引き出せた。「これは儲かる。」と思い、相手を信じて、さらに数百万円を投資した。「数千万円の儲け」が出ていたので、引き出そうとしたら、引き出せなかった。(投資サイトの図表自体が偽物、評価益も架空のものと考えられます。) |
4 | 誘った相手に相談すると、「引き出すためには手数料が必要」と言われ、さらに指定された口座へ数十万円を振り込んだ。手数料をいくら支払っても、結局、投資した数百万円のお金は引き出せなかった。(繰り返しの支払要求で、被害が高額になっていくのが特徴です。) |
5 | 紹介した相手や投資サイトとも連絡が取れなくなった。(ある日突然、連絡が取れなくなります。) |
このような誘いがあった場合は、相手の言うことを聞く前に、まずは、周りの信頼できる人や警察、消費生活センターなどに相談してください。
被害にあわないためには
① | 暗号資産交換業者は、金融庁・財務局への登録が必要です。利用する際には、金融庁・財務局のホームページで、「登録を受けていない事業者でないか」、「無登録業者として警告された事業者でないか」、など、必ず事前に確認してください。 |
② | 投資詐欺では、振込先に個人名の銀行口座が使われることがあります。暗号資産事業者や取引所への入金であるのに、個人名口座に振り込むことは不自然です。また、法人名称の口座であっても、振込の都度、振込先銀行や口座が変わるのは要注意、振込先口座が不正使用により口座凍結されている懸念があります。 |