更新日:2018年9月26日
今回は結婚式の招待客マナーをご紹介します。
今日は、株式会社百五総合研究所の研究員さんに「招待客マナー」について聞いてきたよ!
結婚式にはじめて出席するときは、喜びの反面、結婚式の流れやマナーがわからず不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
結婚式に出席する前に知っておきたいマナーについて解説します。
結婚式の招待状が届いたら一日でも早く返事をするのがマナーです。「締切日まで時間があるから大丈夫」ではダメです。また、口頭で出欠の意思を知らせている場合でも、ハガキなど書面が正式な返答になるので、必ず返信しましょう。
【招待状マナー】
招待状の返信は1日でも早く
基本的には2~3日以内、遅くとも、1週間以内に返信しましょう。
欠席の場合はすぐに返信しない
ただし、やむを得ず結婚式を欠席する場合は、すぐに返信するのではなく、都合をつけようとした姿勢を示すためにも、1週間程度時間をおいてから返信しましょう。
【返信ハガキの書き方マナー】
<ハガキ表面>
宛先の「行」、「宛」を「様」に修正
「行」、「宛」のまま返信するのは失礼にあたるので、定規を使い二重線で訂正し、「様」と書き直しましょう。
【返信ハガキの書き方マナー】
<ハガキ裏面>
「御(芳)」を二重線で消す
「御出席」「御住所」「御芳名」など「御(芳)」という自分に向けられた敬称を二重線で消します。
新郎新婦へのメッセージを書く
余白には、新郎新婦へのお祝いの言葉と招待いただいたお礼の一言を添えましょう。
句読点は使わない
「、」や「。」の句読点は、「句切り」や「終わり」を意味するため、結婚式の招待状には使わないのがマナーです。
欠席する場合の理由は簡単に
万が一、欠席する場合はお詫びの言葉を添えましょう。欠席の理由については、「やむを得ない事情により」などぼかして書きます。
披露宴会場に祝電を送り、お祝いの気持ちを伝えることがおすすめです。
結婚式にふさわしい服装を準備しましょう。ご祝儀の準備も、当日に慌てることの無いようにしましょう。
受付は早めに済ませましょう
受付は余裕をもって開宴の15分前までには済ませます。受付が混み合うことも考えて、会場には30分くらい前までに到着しておいた方が安心です。
まずはお祝いの挨拶を
受付では、まず「本日はおめでとうございます」とお祝いの挨拶をしましょう。
新郎or新婦側のどちらの招待客なのかを伝え、ご祝儀を渡します。ご祝儀を前もって渡している場合は、「お祝いは先日お届けしております」などと伝えます。
記帳は心をこめて自筆で丁寧に
ご祝儀を渡したら、次は「芳名帳(ほうめいちょう)」という招待客の名前や住所を書く帳簿に記帳をします。芳名帳は新郎新婦の記念としても残るものなので、丁寧に記帳しましょう。
挙式&披露宴を楽しむ
挙式は、キリスト教式や神前式、人前式など、スタイルによって進行が異なります。会場スタッフの誘導に従いましょう。
披露宴は、食事だけでなく、主賓のスピーチや余興、ケーキカットやお色直しなどプログラムが満載です。スピーチに耳を傾け、自分とは面識のないゲストの余興であっても、姿勢よく体を向けて拍手をするなど積極的に参加するようにしましょう。
新郎新婦にとって、大切な一日となる結婚式。招待してくれた新郎新婦のためにも、ふたりのことを想った振る舞いを心がけましょう。
招待客が楽しむことも大事なマナーだよ!
提供:株式会社百五総合研究所