冠婚葬祭マナーのあれこれ Vol.3【結婚式の装い編】

こんにちは!ピートです。
今回は、結婚式の服装マナーについてだよ!

社会人になると、会社の人や友達の結婚式に招かれる機会が増えてくるよね。今回は、社会人として結婚式にふさわしいドレスコードや着こなし方を身につけよう!

ふさわしいドレスコードで出席しましょう

結婚式に招待された場合、立場や、結婚式場の格などにより、ドレスコードが異なります。ゲストは新郎新婦より目立たないのがマナーです。

結婚式のドレスコード(洋装)

結婚式のドレスコードは、洋装の場合、大きく分けると以下の3つに分けられます。

正礼装

フォーマルレベル:★★★
「新郎新婦父母」や、「新郎新婦の両親にとても近い親族」などの立場で出席する人のドレスコードです。男性はモーニング、女性はアフタヌーンドレスが一般的です。

準礼装

フォーマルレベル:★★
「新郎新婦の親族」や、「友人」、「会社関係」などの立場で出席する人のドレスコードです。結婚式の招待状に服装について特に指定のない場合は、基本的には準礼装での出席で大丈夫です。

【女性の準礼装の一例】

女性の準礼装の一例

【男性の準礼装の一例】

男性の準礼装の一例

略礼装

フォーマルレベル:★
新郎新婦側が、カジュアルな結婚式や2次会をテーマとする場合のドレスコードです。男性は、ダークスーツ(黒、紺、グレーなど)。女性は、ワンピースやアンサンブルなどです。ジーンズなどカジュアルすぎる服装はNGです。

結婚式のドレスコード(和装:女性)

和装は、着る人の立場によって異なります。また、既婚か未婚かによっても装いが異なる場合があります。

正礼装

既婚:黒留袖、色留袖
未婚:振袖(中振袖、小振袖)

準礼装

色留袖、訪問着、色無地

略礼装

つけさげ、江戸小紋

ふさわしくない服装(女性)

  1. 全身「白」や「黒」のドレス
    結婚式で「白」は、新婦のドレスの色です。主役である新婦を邪魔する印象になってしまうので、全身を「白」でコーディネートすることは厳禁です。

    また、全身を「黒」でコーディネートすることは、「喪」の印象につながるので避けましょう。
    黒のドレスを着る場合は、小物やバッグ、アクセサリー、羽織物などを華やかなものにします。
  2. ファーや皮の素材
    ファーや動物の皮製品は殺生をイメージさせるため、避けるほうが無難です。
  3. サンダルやミュール、オープントゥの靴
    フォーマルな靴と言えば、ハイヒールのパンプスです。つま先が出るオープントゥやサンダル、ミュール、ブーツは避けましょう。また、素足はマナー違反となるため、ストッキングを必ず着用しましょう。

ふさわしくない服装(男性)

  1. ビジネススーツ
    普段仕事で着ているスーツやリクルートスーツは、普段着のためふさわしくありません。
  2. 明るい色のカラースーツ
    黒・紺・グレーなどダークな色を選ぶのがマナーです。新郎より目立つ白やベージュなど明るい色はマナー違反です。
  3. 黒や派手な色、柄入りのシャツ
    シャツは「白」が基本です。最近では、式のスタイルに応じて薄いピンクやブルーなどの淡いパステルカラーがOKの場合もあります。
  4. 黒やアニマル柄のネクタイ
    黒いネクタイは弔事用とされています。白やシルバー、グレーなど明るい色を選びましょう。 また、ヒョウ柄やゼブラ柄などは殺生をイメージさせるためNGです。
最近は、新郎新婦の意向に沿っていれば、ある程度カジュアルな服装も良しとされる傾向があります。
結婚式の服装マナーで一番大切なことは、自分がどういう立場で出席するのかを理解し、その立場にふさわしい装いを心がけることです。

迷ったときは、カジュアルな服装よりフォーマルな服装を選んだ方が良さそうだね!

提供:株式会社百五総合研究所

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