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平成18年度の取組結果と平成19年度の計画

平成18年度の取組結果

百五銀行(本店・事務センター・情報センター)の環境目的

  1. 紙の使用量の削減
  2. 電力使用量の削減
  3. 紙のリサイクルシステムの構築

百五銀行(本店・事務センター・情報センター)の環境目標

  1. 紙の月間平均使用量を8,975kg以下に抑える
  2. 年間電力使用量を7,239千kwh以下に抑える
  3. 紙のリサイクル比率86%以上

取組結果

1. 紙の使用量の削減

環境目標「紙の月間平均使用量を8,975kg以下に抑える」に対して、結果は月間平均9,420kgとなり目標を達成することができませんでした。これは、当行が進めてまいりました次期基幹系システムの開発にかかるプログラムテスト量が当初予測より増大したことや、本番稼動を控えての事務通知や研修用資料作成が相当な量となり、紙の大量使用につながったためであります。前年度(平成17年)の月間平均使用量である7,774kgより月間1,000kg以上もの増加予想としていましたが、結果としてその予想を超える紙の使用量となりました。なお、次期基幹系システムは、世界で初めてWindowsを使用したオープン系システムとして平成19年5月6日(日)、本番稼動いたしました。(平成16年度から新設の情報センターを含んでいます)

2. 電力使用量の削減

環境目標「年間7,239千kwh以下に抑える」に対して、結果は年間7,145千kwhとなり、目標を達成しました。ただし、紙の使用量と同様、次期基幹系システム開発にともなう機器使用が増え、前年実績比で年間496千kwhの増加となりました。(平成16年度から新設の情報センターを含んでいます)

3. 紙のリサイクルシステムの構築 目標達成!!

環境目標「紙のリサイクル比率86%以上」に対して、結果は86.75%となり目標を達成しました。(平成16年度から新設の情報センターを含んでいます)

ほかにもこのようなことに取り組みました。

  1. 通帳袋と預金証書入れに使用する素材を、焼却時に塩素が発生する従来の塩化ビニール製から塩素が発生せず環境にやさしい再生ビニール80%製に変更しました。
  2. 太陽光発電システムを本格的に導入しました。桑名支店建て替えにともない、地球環境負荷の低減に貢献するため太陽光20kwh発電システムを導入しました。(平成19年3月19日より運用開始)なお、本システムは、国の機関である財団法人新エネルギー財団(NEF)との共同研究事業として実施しており、実負荷の下で運転研究を行い、今後の本格的普及に向けたシステムのさらなる性能向上とコストの低減を促がすことをめざしています。
  3. CSR活動に対し積極的に取り組む企業を資金面でバックアップするため、金利引下げする「百五CSR融資」と私募債の発行利率引下げする「百五CSR私募債」の取扱いを4月2日より開始しました。なお対象企業は、
    (1)M-EMS(みえ・環境マネジメントシステム・スタンダード)の認証を取得している企業
    (2)ISO14001の認証を取得している企業
    (3)環境省が策定したエコアクション21の認証を取得している企業
    ・・・などです。
  4. 全店に寒暖計を設置いたしました。当行では平成11年から「冷房28℃、暖房20℃の設定」に取り組んでいますが、今般適正温度管理を行いやすくするため、全店に寒暖計を設置いたしました。
  5. 当行の企業活動から発生する温室効果ガス排出量を把握するため、平成17年4月よりCO2発生源となるエネルギー使用量(電力、車両燃料、A重油の3種類)の全店集計を開始しています。

その測定結果(CO2換算後)は以下のとおりです。

平成17年度 電力使用によるCO2排出量 8,354トン/CO2
車両燃料使用によるCO2排出量 818トン/CO2
A重油使用によるCO2排出量 567トン/CO2
合計 9,739トン/CO2
平成18年度 電力使用によるCO2排出量 8,226トン/CO2
車両燃料使用によるCO2排出量 733トン/CO2
A重油使用によるCO2排出量 413トン/CO2
合計 9,372トン/CO2

測定結果から、当行の年間CO2排出量は約1万トン弱であることがわかりました。また平成18年度は前年度に比べ367トンのCO2排出量を削減することができました。

平成19年度の計画

著しい環境側面

ISO14001を認証取得している本店・事務センター・情報センターの活動から環境に影響を与える可能性のあるすべての要素(環境側面)を抽出し環境への影響評価を行った結果、以下の2つを特に環境に対して大きな影響を与えるまたは、与える可能性のある環境側面(ISOの用語では「著しい環境側面」)と決定しました。

  1. 紙の使用
  2. 電力の使用

百五銀行(本店・事務センター・情報センター)で共通に取り組む環境目標

  1. 紙の月間平均使用量を8,250kg以下に抑える
  2. 年間電力使用量を7,346千kwh以下に抑える
  3. 紙のリサイクル比率87%以上

その他の取組み

各部門では、部門の特性に応じて環境に配慮した活動に積極的に取り組みます。

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