梅村学園前支店 支店長
Y.N [2004年入行]
仕事内容
支店長は、支店運営全体の最高責任者として、メンバー全員が自らの成長の道筋を明確に描き、その実現に向けて意欲的かつ楽しく働ける環境を構築し、実現する役割を担います。小規模支店や個人渉外特化型支店においては、営業責任者として、自らもお客さま対応やリテール営業を積極的に行います。お客さまや支店メンバーからの深い感謝と信頼こそが、支店長の最大のやりがいです。

壁にぶつかった
私を救った
一週間の“見習い”
私は高校を卒業してすぐ、地域に根差して安定している、というシンプルな理由から百五銀行に入行しました。金融の知識はゼロでしたが、地元を支える一員になりたいという漠然とした希望がありました。入行後、窓口業務から始め、4年目には個人渉外として、初めてお客さまのもとを訪問し、投資信託や保険などをご案内するようになりました。
その後、本社の秘書室で3年半の貴重な経験を積み、再び支店の個人渉外担当に戻りました。しかし、ここで大きな壁にぶつかります。秘書室勤務の間に商品やシステムの改定の影響もあってか、私の成績はまったく上がりませんでした。毎日一生懸命お客さまを訪問しているのに、結果が出ない。焦りばかりが募り、どう打開していいか分からない袋小路に入り込んでいました。
そんな私を見かねた上司が、ある日声をかけてくれました。
「一生懸命なのはわかる。だが、結果が伴わないのはどこかやり方を間違えているからかもしれない。1週間時間をあげるから、先輩について徹底的に勉強してくるといい」
自分でも手詰まりだったので、藁にもすがる思いでその提案に従いました。実際に先輩の営業に同行して、私は衝撃を受けました。私の営業は「この商品が良いですよ。いかがですか?」と、ただひたすら自分の言いたいことばかりを伝えるスタイルでした。 しかし、先輩は違いました。商談中、先輩は商品の話よりもまずお客さまの話に耳を傾け、「どういう困り事や将来のニーズがあるか」を深く汲み取ろうとしていたのです。提案内容はお客さま一人ひとりに合わせて異なり、時には「来週もう一度、詳細を詰めて伺いますね。」というゆったりとした締めくくりもありました。私の営業が「今すぐ買うか、買わないか」の二者択一であったのに対し、先輩の営業には「対話」と「信頼」があったのです。
この「見習い」に徹した1週間で、私は営業の「本質」に気づきました。再び一人で営業を始めたとき、私の心には不思議なほどのゆとりが生まれていました。お客さまの話を焦らず聴けるようになったのです。そしてそれに比例するように、実績も劇的に上がり始めました。そんな私を見た上司は、満面の笑みで「化けたな。」と声をかけてくれました。

従業員がいつもが
笑顔で働きがいのある
支店をつくる

その後、私は結婚と出産を経て1年間の産休・育休を取得し、再び支店の個人渉外の仕事に復帰しました。経験を積みながら管理者資格を取得し、やがて個人渉外チームを率いるリーダーという役割も担うようになりました。
そして2024年、公募された支店長職に挑戦し、翌年、個人渉外専門の店舗の支店長に着任しました。
支店長としての私の原点は、学ぶためだけの1週間という特別な時間をくれたかつての上司の指導でした。私も一緒に仕事をする従業員一人ひとりに寄り添って、それぞれが一番力を発揮できる環境をつくっていきたいと思っています。現在、地方は人口減少や少子高齢化といった厳しい現実に直面しています。こうした状況下で、地域の企業と個人のお客さまから広く信頼を得ている地方の銀行に求められる役割は、メガバンクやネット銀行では真似できないほど大きく、重いものです。これらの期待に応え、役割を果たすために銀行自体も変わっていかなければなりません。鍵を握るのは、これまでの常識に縛られない若手の活躍です。すぐに大きな成果は出せないかもしれません。しかし、若手が成長することこそが、銀行の未来を力強く拓く唯一の道です。私は最年少で支店長となりましたが、若いメンバーに強く伝えていきたいことがあります。「こういう仕事がしたい」「この部署で挑戦したい」という熱意を、もっと積極的に発言してほしいです。これからもお客さまと銀行の新しい未来を切り拓いていくことに、情熱を注いでいきたいと思います。

地域社会に深く根ざし、
未来永劫続く
信頼を築いている場所
それが百五銀行でした